( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです
23 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:24:39.72 ID:oHkXx/KEO
( ^ω^)はあらゆるチート達と戦うようです

第十話

『前回までのあらすじ』

最強能力決定戦と称し様々なチート能力者と戦うはめになったブーンは、安価内容をそのまま使える能力【気分次第《アンカーテイク》】を駆使して強敵を倒していく。
強敵デミタスを謎の力で圧倒したブーン。時代は今大きく変わろうとしていた。

今回の敵は!?今回の安価は!?
ハロウィンでテンションが上がっている母を、作者はねじ伏せれるのか!?

33 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:27:24.59 ID:oHkXx/KEO
一応、登場人物と能力一覧

( ^ω^)【気分次第《アンカーテイク》】(vip)
lw´‐ _‐ノv【オニヨン】(ピクミン)
ξ゚听)ξ【拳王ラオウ】(北斗の拳)
( ´_ゝ`)【強制規制《ストッパーテイク》】(vip)
(´<_` )【電人HAL】(ネウロ)
川 ゚ -゚)【火水木金土日月を操る程度の能力】(東方)
・休養中

('A`)【一方通行《アクセラレータ》】(禁書)
/ ,' 3【都合のいい模写《コピーアンドペーストテイク》】 (vip)
(#゚;;-゚)【幻視】(SIREN)
・共に行動中

  _
( ゚∀゚)【????】(vip)
( ´∀`)【百式観音】(HxH)
・????

34 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:28:42.45 ID:oHkXx/KEO
※ブーンの能力【気分次第《アンカーテイク》】について
指定アンカーにかかれていた能力をそのまま使える能力
「〜能力」と、最後に能力とかかれていなければ再安価。
一人の敵につき、一回ずつ出来る。

今まで出てきた能力
『手から溢れんばかりのコーラを出す能力』
『座布団を一週間近く回し続けられる能力』
『髪の毛を急速に成長させる能力』
『超反射神経が身に付く能力』
『アンサートーカーを取得しそれを100%使いこなす能力 』
『手の平からピクミンを無限に出現させる能力』
『指定した範囲の空間の疎密を固定する能力』
『ワリバシを上手に割れる能力』
『尻から毎秒50トンの土石流をほとばしらせる能力』
『目視したものを任意で捻る能力』
『口からもの凄い勢いで腐った牛乳を出す能力』
『どんな状況下においてもフワッフワのパンケーキを作ることができる能力』

43 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:33:31.54 ID:oHkXx/KEO
この戦いが始まってから、もうだいぶ人が死んだなぁ

そろそろ…そろそろいいかな?

いいよね?こんだけ待ったんだし、いいんだよね?


('、`*川「そろそろあたしの出番よねー!!」


さてさて、何人くらい使ってやろーかしら…
圧倒的優位な立場ってのは胸が踊るわね。

('、`*川「…殺してくれてありがとね、ナベちゃん」


―――――たーっぷり仕返しさせてもらうわよ。

50 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:37:27.41 ID:oHkXx/KEO
起きたそこは知らない場所だった。

( ^ω^)「………」

辺りを見回す。本がやけに大量に並んでいるのが見える。

図書館、だった。

川 ゚ -゚)「あ、起きた」

( ^ω^)「……お」

この子はあの時の女の子?

あれ、何がどうなったんだっけか。
よく思い出せない。えーっと…確か、デミタスと戦って…負けて……そんで………

ξ゚听)ξ「………」

(;^ω^)「ツン!!」

55 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:40:48.80 ID:oHkXx/KEO
ξ゚听)ξ「……無事で、良かった」

( ^ω^)「こっちのセリフだお!良かった、良かったお!」

ξ゚听)ξ「いや明らかにこっちのセリフだし。うん」

…あれ?ツンの様子がおかしい。よく見れば肩が震えている。
ひょっとして僕が起きた事に対して、涙を止めるのに必死なくらいの感動を覚えているんだろうか。

( ^ω^)(………)

いや、ないか。
なんたってツンだしな。

………ん?そう言えばツン………じゃない、他にも大事な事があったような………




………シューは?

65 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:45:31.04 ID:oHkXx/KEO
(;^ω^)「あ、え!?シューは!?シューはどうなったの!?」

そうだった。シューはデミタスにやられて…どうなった?
無事なのか?それとも……

(;^ω^)「なぁツン!近くにちっちゃい子がいたお!?」

ξ゚听)ξ「………」

(´<_` )《ああ、シューちゃんな》

(;^ω^)「うお!!パソコンがしゃべっとる!!」

いや、良く見れば違った。パソコンの中に人がいる。電脳世界で完全な人格を形成している。
この能力といえば……まぁ、後でいいや。
それより、シューだ。

(;^ω^)「どうなったお!?」

(´<_` )《ああ、シューちゃんなんだが……》

79 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:49:11.08 ID:oHkXx/KEO


ふとその時、ブーンは後ろから何かに抱きよせられる。

(;^ω^)「おぉ!?」

一瞬だけ驚くが、敵意がない事を確認し、落ち着く。
しっかりと抱きしめられているので後ろは振り向けない。

しかし、この自分を抱きしめる小さな手は。
この、肩にかかる髪は。
この目の前にいるピクミンは。


この、温もりは。

lw´  _ ノv「……ぶじで、よかった」

この、声は。

106 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:52:47.17 ID:oHkXx/KEO

lw´  _ ノv「良かった」

(;^ω^)「……シュー」

lw´  _ ノv「良かった。良かった。ホントに良かった。心配した。たくさん心配した。」

lw´  _ ノv「ホント…に…よかっ…」


シューの声は、ふるふると震えていた。

( ^ω^)「………お」

ξ#゚听)ξ

ツンの肩も、わなわなと震えていた。


125 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 21:56:55.36 ID:oHkXx/KEO

lw´‐ _‐ノv

シューがより一層強く、ブーンを抱きしめる。

ξ#゚听)ξ

その微笑ましい雰囲気の中、ただ一人だけ大気を震わせる少女がいる。

(;^ω^)「………」

命の危機を感じる。自分の生命の危険を感じる。
あまりの危篤感に、ブーンはとてつもなく母親に親孝行がしたくなった。

(;^ω^)「…あの、シューさん」

lw´  _ ノv「………なに、ブーン」

(;^ω^)「あの、抱きしめてくれてるのは嬉しいんですが、ちょっと周りをよく拝見なさってみてはいかがかと…」

lw´‐ _‐ノv「え?」

144 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:01:39.70 ID:oHkXx/KEO
シューが辺りを見回すと、

ξ#゚听)ξ

明らかに何かしらの怒りを放つ少女を発見した



lw´‐ _‐ノv

( ^ω^)

lw´‐ _‐ノv

ξ#゚听)ξ

lw´‐ _‐ノv

lw´‐ _‐ノv「………あー」


シューは頭がいい。二人を一度見やっただけで、状況を把握する。
この二人がどんな状況で、いまブーンはどんな状況なのかを。

156 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:04:09.56 ID:oHkXx/KEO
一瞬にして状況把握の後は、どうやって解決するか。
どうやらこの後の展開は自分が握っているようだという事を、理解。




そして、様々な解決方が浮かぶ中で










lw´‐ _‐ノv「ねぇブーン。約束通り、ちゅーしよう?」



(;゚ω゚)「え?」



限りなく一番ややこしい方向に導く答えを見いだした。

182 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:08:06.64 ID:oHkXx/KEO
ξ#゚听)ξ



ξ#゚听)ξ「… は ァ ?」


lw´‐ _‐ノv「ねぇ、約束通りごほうびちょうだい。ブーン、言ってくれてたよね?」

シューの抱きしめる力がより一層強くなる。
本来嬉しいはずの行為だが、今のブーンにはそれが首にかかったロープがゆっくりしまっていくような感覚にしか感じられない。

(;゚ω゚)「あ、えぇ!?僕そんな事言ってないやん!し、シューちゃん何言ってん!?マジわけわからんって!!」

ξ#゚听)ξ

目の前の少年から、ゴゴゴゴ…という音が聞こえる。

224 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:15:36.64 ID:oHkXx/KEO
ξ゚听)ξ「なぁブーン」

ξ゚听)ξ「お前私とはぐれてから」

ξ゚听)ξ「なにしてた?」

(;^ω^)「ちょ、誤解だおツン!!ほら、シュー!!お前からもなんか弁明を!」

lw´‐ _‐ノv「あ、私の初めてももらってくれるんだよね?腹上死させるって、言ってたもんね………///」

(;^ω^)「言ってねーよ!!!!」

ドグシャアッ!!!と
ツンが右拳を左に突き出し、『子供の絵本コーナー』の本棚を軽く吹き飛ばす。

ξ゚听)ξ

(;゚ω゚)「ヒィィィィィィィ!!!!!」

244 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:20:56.24 ID:oHkXx/KEO
(;゚ω゚)「待て!ツン落ち着け!!腹上死させると言ったのはシューの方だお!!」

ξ゚听)ξ「……あぁ、シューちゃんが言ったのね」

(;^ω^)「そうだお!僕はそんな事言うわけないお!!」

ξ゚听)ξ「そうなの。言った事自体はホントなのね」

(;^ω^)「そうだお!そう………え?」

ξ゚听)ξ「あなたは、このかわいい幼女と」

ξ゚听)ξ「腹上死という単語が出るような」

ξ゚听)ξ「そんなセクハラまがいの会話をしていたのは事実なのね?」

(;゚ω゚)「あ………」

ブーンの絶叫が、図書館の静寂を殺した。

270 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:25:50.41 ID:oHkXx/KEO
(;´_ゝ`)「うるっせえな…ちょっと静かにしろよ…体に響く…」

(´<_` )《あ、兄者。起きたか》

(;´_ゝ`)「ツンさん暴れてんのか?うるせぇんだよ。ちょっと黙らしてくれよ」

(´<_` )《ああ、それなんだが……》

ξ#゚゚听゚)ξ

( ´_ゝ`)

( ´_ゝ`)「………」

(´<_` )《なぁ兄者》

(´<_` )《この図書館、静かだろ?》

( ´_ゝ`)「………うん。ごめん間違えた静かだわ。もう一回寝てくる」

(´<_` )《はいはい》

川 ゚ -゚)「女って怖いな」

303 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:33:01.00 ID:oHkXx/KEO
lw´‐ _‐ノv「やめてよツン姉さん!」

そこでやっと、ニヤニヤしながら傍観していたシューが止めに入る。
お前、もうちょいはよ止めにこいよ。

(;#)ωメ)(シュー…お前はホントに……)

ξ#゚゚听゚)ξ「なんだ小娘。なんかよう……」

ξ゚听)ξ「姉さん?」

lw´‐ _‐ノv「姉さんが怒るのももっともだけど、ブーンに罪はないよ」

lw´‐ _‐ノv「もともと私がたぶらかしたようなものなんです。あ、でも私は本気です。本気であなたの弟を愛してるんです」

ξ゚听)ξ「え、ちょ、待て待て待て」

ξ゚听)ξ「おとーと?」

lw´‐ _‐ノv「え?違うの?あ、ごめんなさい」

lw´‐ _‐ノv「だってめちゃくちゃ仲良さそうだったし」

lw´‐ _‐ノv「て っ き り 兄 弟 だ と 思 っ ち ゃ っ た (笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)」

ξ# )ξ

何かが弾ける音がして、図書館の文庫本コーナーは瓦礫へと変化した。

330 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:38:27.84 ID:oHkXx/KEO
おっす!ウリはニダー!
かっこよくて頭が良くて、欠点がない事が欠点の天才ニダ!

突然だけど、ウリは凄いものを見たニダ!
なんと、選択者《アレンジ》の覚醒の瞬間をこの目で見たニダ!

あれはすごかった。もし、あんなやつを仲間に出来たら

<ヽ`∀´>「ウリの優勝は、ほぼ間違いなくなるニダ……!」

というわけで、今回は図書館にやってきたニダ。

367 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:43:55.40 ID:oHkXx/KEO
<ヽ`∀´>「どうやらあのブーンってやつには仲間がいるらしいニダ…」

つまり、内部にいる人間とは戦闘になるという事。
でもウリは、まったく心配なんかしてないニダ。
なぜならウリには………

<ヽ`∀´>「この【ザ・ハンド】があるニダ!!」

ニダーの隣から、スタンドが発現。
【ザ・ハンド】。
ジョジョ第4部に出てくる、右手の手のひらで触れたものを全て『消す』スタンド。

<ヽ`∀´>「これがあれば、ウリはそこらのやつには負けないニダ。まさにチート………ホルホルホル」


しかしその時に、何かの波動砲のようなものが図書館から射出された。

<ヽ;゚∀゚>「ファビョーン!!?」

391 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:48:14.84 ID:oHkXx/KEO
<ヽ;`∀´>「ニダー!!」

突如迫り来るその波動砲に向かい、右手をふるう。

ガオン!!という音とともに、その波動砲は消し去った。

<ヽ`∀´>「ま、まさか………」

まさか、もうウリが潜伏したのがバレたニダ?
先手を撃ったつもりが、まさか先に攻撃されるとは…

<ヽ`∀´>「もういい、なら強行突破ニダ!!」

バァン!と大きな音をたて、ニダーは図書館に突撃した。

409 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:52:22.12 ID:oHkXx/KEO

<ヽ`∀´>「やいお前ら!その選択者《アレンジ》をウリにおとなしく渡すニ………」

<ヽ`∀´>

そこでニダーが見たものは。

(〃#)ωメメ)

ボロ雑巾のようにに汚い男と、

lw´‐ _‐ノv

天使のように可愛い少女と、

ξ#゚听)ξ

悪魔のように、って言うか悪魔。


<ヽ`∀´>「………」

<ヽ;`∀´>「………ニダ?」

あれ?何この空気。

432 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 22:57:27.51 ID:oHkXx/KEO
ξ゚听)ξ「ちょうど良かった。あのね、君」

lw´‐ _‐ノv「ちょうど良かった。あのね、君」

ξ゚听)ξ「私いま、とぉぉぉぉぉぉっても気分が悪かったの」

lw´‐ _‐ノv「私いま、とぉぉぉぉぉぉっても気分が良かったの」

ξ゚听)ξ「だから」

lw´‐ _‐ノv「だから」

ξ#゚听)ξ「ちょっくらストレス解消に付き合えや!!!」

lw´#‐ _‐ノv「せっかくのドロドロ雰囲気ぶち壊すなや!!!」


<ヽ;`∀´>「ニダー!!!?」

天使と悪魔に、同時に襲いかかられるニダー。

(;^ω^)「あーらららららららら」

ようやく解放されたブーンだけが、それをどうやって止めようかと考えていた。

(´<_` )
川 ゚ -゚)

二人はまったくの無反応だった。

455 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:03:50.35 ID:oHkXx/KEO
lw´‐ _‐ノv「いけ!!」

ニダーの足を、無数のピクミンが掴む。

<ヽ;`∀´>「ニダ!?」

ξ#゚听)ξ「ぬぁあああ!!!」

そして身動きのとれなくなったニダーを、ツンの北斗神拳、北斗剛掌波が襲う。

<ヽ;`∀´>「あわわわわわ!!!」

慌てて右手で、先ほどのようにツンから放たれたそれを消し去るニダー。
しかし、今の一連でさすがのニダーもわかったのだろう。

<ヽ;`∀´>「に、に、逃げるニダー!!!」

ニダーは にげだした!

ξ゚听)ξ「どこへ行く?」

おわった! かんたんに かこまれてしまった!

<ヽ;`∀´>「ヒィィィィィィィ!!!」

(;^ω^)「……さてと、とめる準備に入るかお…」

(;^ω^)「………【気分次第《アンカーテイク》】」

478 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:07:00.67 ID:oHkXx/KEO
( ^ω^)「どうもみなさん、ブーンです」

( ^ω^)「まさか仲間を止める為にこの力をつかう日がくるとはね」

( ^ω^)「もし止められないような能力が来たら、その時は…その……ニダーさんごめん」

( ^ω^)「では、窮地にたたされたニダーさんを救う、あなたの厨二妄想を。指定アンカーは………」

――――――>>500

500 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/31(日) 23:07:25.06 ID:MdeZ9n0pO
体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力

575 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:09:38.43 ID:oHkXx/KEO
『能力が決定しました。』

>>500 体外に射出した自らの精子をミニサイズのキタキタおやじに変化させる能力

( ^ω^)「………なぁ」

( ^ω^)「これもしかして、ぼくしぬんじゃね」

613 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:13:49.95 ID:oHkXx/KEO
( ^ω^)「とりあえず、出しにいくか」

目の前のポッポLV5対ミニリューLV42&ギャラドスLV91と悲惨な乱闘を尻目に、ブーンはトイレへ。


( ^ω^)「おかずは何にするかな………」

うーん、と考えて一言。

( ^ω^)「クーちゃんにするか。文学少女まじ萌える」


本来、一番選らんではいけない道を選ぶ。

658 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:20:13.56 ID:oHkXx/KEO
その頃、図書館内の情勢は大きく変わっていた。

<ヽ;`∀´>「もうマジですんませんニダほんと許してほしいニダ……」

完全に屈伏させられていたニダー。

lw´‐ _‐ノv「ねぇツンさん、爪何枚で許してあげる?」

ξ゚听)ξ「そうねシューちゃん。とりあえず二人で30枚ずつくらいはいかないとね」

なぜか意気投合した二人。

そして

「そこまでだお!!」

<ヽ;`∀´>「ニダ………?」

( ^ω^)

凛々しい顔で現れた、ニダーの為の救世主。

678 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:24:04.00 ID:oHkXx/KEO
( ^ω^)「………ふっ」

そのブーンの足元には



呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉呉
呉「ですぞー」呉「ですぞー」呉「ニケどのー」呉「私の踊りがー」呉「ですぞー」呉「ブーンどのー」呉「ですぞー」


小さいが大量の、キタキタおやじ。

713 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:28:36.12 ID:oHkXx/KEO
ξ゚听)ξ「……ブーン…あなた、私が目を離したわずか約1分のうちに、何を……」

( ^ω^)「言いたくないが、いいことを教えてやるお」

( ^ω^)「これは全部」

( ^ω^)「僕の精子だ」

呉呉呉呉呉呉呉「な、なんだってー!!!」

( ^ω^)「今すぐニダーさんを許してやれお。さもなくば………」


――――――この大量の元精子のキタキタおやじを……お前ら初いも若き乙女の肉体に、大量にまとわりつかせるぞ?


747 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:31:55.02 ID:oHkXx/KEO

地獄絵図だった。

大量の紫ピクミンが飛来した。

無数のキタキタおやじがぷちぷちと潰されていく。

ツンから闘気の塊が放たれた。

無数のキタキタおやじが吹き飛ばされていく。

結局、キタキタおやじ達はニダーにしかまとわりつけなかった。

776 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:36:50.05 ID:oHkXx/KEO

ニダーさんは虚ろな目をして帰った。

シューは未だに僕にむかって紫ピクミンを投げていた。

ツンは僕の胸ぐらをつかみ、しこたま殴った。

クーもなぜか入ってきて、僕に向けて弾幕をあびせた。

弟者は《すげぇ、これだけの攻撃の中、誰一人巻き添えをくらう事なく、かつブーンに全ての攻撃が当たっている。物凄いチームワークだ》と冷静に評していた。



キタキタおやじはどこかに帰っていった。

804 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:42:21.42 ID:oHkXx/KEO
ξ;゚听)ξ「ハァ…ハァ……!!」

lw´;‐ _‐ノv「ふーっ!ふーっ!」

川;゚ -゚)「ぜぇ…ぜぇ……」

※※※※←ブーン(自主規制)「………」

ξ;゚听)ξ「ハァ……ねぇ、…ハァ……二人とも」

lw´;‐ _‐ノv「………なに……姉さん」

川;゚ -゚)「……なんだ?」

ξ゚听)ξ「すこし、思ったんだけど」


――――――私たち、とっても仲のいい友達になれると思う。

lw´‐ _‐ノv「………」

川 ゚ -゚)「………」

lw´‐ _‐ノv「えへへ」

川 ゚ー゚)「そうだな」

こうして、謎の友情が芽生えた。

29 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/10/31(日) 23:57:35.59 ID:oHkXx/KEO
( ´_ゝ`)「うぃー…よく寝た……」

(´<_` )《あぁ、おはよう兄者。もういいのか?》

( ´_ゝ`)

( ´_ゝ`)「…なぁ、弟者。聞いていいか」

(´<_` )《ん?なんだ?》

( ´_ゝ`)「俺バカだからまったくわからないんだ。まったくわからない。全然わからない。なんでブーンがあんなボッコボコになってて、図書館が図書館とは呼べないような状態になってて、女三人が意気投合してるんだ?」

(´<_` )《それは俺の演算でも解析不可能だな》

( ´_ゝ`)「そうか。だよな………」

兄者はブーンに近より、具合を確かめる。
どうやら生きているようだが、ひどいものだ。どうやったらこんな事になるんだろう。
………いや、詳しい説明は無しにするが。

44 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:01:55.65 ID:0ykJ2X0BO
( ´_ゝ`)「あのー、ブーン。生きてる?」

聞こえてるのかもわからないが、話しかける兄者。


「…お……あんた…には…この状態の人間が…生きてるように…見えるのか……お………?」

( ´_ゝ`)「わかった。ベストコンディションなんだな。起きれるか?」

どうやら聞こえていたらしいので、しれっとした顔で兄者は続ける。

「………お?」

( ´_ゝ`)「ちょっと外に出ようか」


( ´_ゝ`)「話したい事がいくつかある」

60 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:08:01.57 ID:0ykJ2X0BO
「嫌だお……誰があんたについてくかよ…」

( ´_ゝ`)「『ロリ巨乳はダメ絶対』。」

「!!!」

ピクン、と倒れたままのブーンが起き上がる。
兄者はさらに続ける。

( ´_ゝ`)「『ポニーテールよりツインテールよりサイドテール』『ニーソは白ニーソが最強』『シュシュは場合によりけり』」

「………!!!」

( ´_ゝ`)「『黒髪×黒髪の百合は桃源郷』『ドSは幸せの塊』『ドM女の犬口調はメシア』」

( ^ω^)「ちょっと話を聞こうか」

( ´_ゝ`)「よく言った」

この瞬間、この二人は心で語り会える友達というものが、この世には存在するのだという事を実感した。
かけがえのない最後の親友が、見つかった気分だった。

81 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:13:25.25 ID:0ykJ2X0BO

図書館の奥深く、司書室と書かれた場所に、二人が入った。

( ^ω^)「………で、なんだお話って」

ブーンはわくわくしていた。自分の趣味がここまで被る人間を、いま目の前にしている。その事実が、ブーンを高揚させた。

( ´_ゝ`)「あー、その…なんだ」


対して兄者は、頭をぼりぼりとかきながらめんどくさそうに言った。




( ´_ゝ`)「単刀直入に言おう。覚醒した時の事を教えて欲しい。どうやってお前は、選択者《アレンジ》になれたんだ?」


( ^ω^)「え?」

94 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:16:24.02 ID:0ykJ2X0BO




( ´_ゝ`)「お前には話しておきたいんだ。弟者以外信用出来ない俺だが、お前になら話せる。多分、なんだが……」


( ´_ゝ`)「………俺はもうじき、誰かに殺されると思う」


( ^ω^)「………」


(;゚ω゚)「………え?」



何を、いきなり。

126 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:21:35.82 ID:0ykJ2X0BO
二人しかいない静かな部屋に、重い空気が雪崩れこむ。

( ´_ゝ`)「俺の能力をお前は知らなかったな」

(;^ω^)「……おぉ…」

( ´_ゝ`)「俺の能力は【強制規制《ストッパーテイク》】って言う。自分に危機だと、害だと感じた他人の動作を『規制』する力だ」

( ´_ゝ`)「この能力のせいなのか、俺は人一倍…いや、何倍も危機感を感じる力が強くなってる」

( ´_ゝ`)「それが最近になって、とんでもない危機感を覚えるようになってるんだ」

(;^ω^)「………」

( ´_ゝ`)「当然俺は死にたくない。だから、抗う力が欲しい」

( ´_ゝ`)「だから、聞きたい」

( ´_ゝ`)「お前はあの時、どうやって覚醒したんだ?」

148 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:26:55.08 ID:0ykJ2X0BO
つかの間の沈黙。
ブーンは押し黙った。無理もないのかも知れない。二人を埋めたのは、言い表しようもない負の感情だった。
そして、数十秒後。ブーンが、口を開く。

( ^ω^)「その前に聞かせてくれお」

( ´_ゝ`)「ん?」

( ^ω^)「その、選択者《アレンジ》ってなんだお?主謀者《オリジナル》ってのもよくわからない。そこらへんを教えてくれお」

( ´_ゝ`)「そうだな。まずそっからだよな」

兄者は語り出す。自らの未来を開く為に。



172 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:34:45.57 ID:0ykJ2X0BO

兄者の説明はなかなかわかりやすかった。

まず、主謀者《オリジナル》。
自分や、兄者、荒巻といった者達を指す言葉だ。
これはゲームの首謀者『マスター』からじきじきに作られた能力らしい。

続いて、模倣者《フェイク》。
これは他のみんなのような、どこかの漫画などにある能力を使う者達の事。

そして、選択者《アレンジ》。
オリジナルとフェイクが、何らかの相互干渉を起こして発する、『チートのチート進化』をした者達
………と、言われているらしい。

(;^ω^)「そんなのが、僕に……」

( ´_ゝ`)「多分、お前のあのアレンジ………【自分次第《アンカーコール》】だったか。あれはまだ、完全じゃない。まだまだ先があるはずだ。なんせ、『チートのチート進化』。あんなもんで済むはずがない」

( ´_ゝ`)「だが、俺がお前を尋ねる理由にしては十分すぎる。なんせ始めての覚醒者だからな。さて、俺の話はここまでだ」

( ^ω^)「………」

187 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:39:41.65 ID:0ykJ2X0BO
( ^ω^)「僕にも、よくわからないお」

( ´_ゝ`)「ちょっとでいいんだ。何かないのか?」

( ^ω^)「………」

あの時、シューがやられて。
ツンがピンチになって。
それで


それで……。

( ^ω^)「僕はただ」

( ^ω^)「二人を守りたい。そう思っただけだお」

( ´_ゝ`)「二人を守りたい、ねぇ……」

なるほど、と兄者は思う。
あの二つの大きな手は、二人を守るという覚悟だったらしい。
まだまだわからないが、トリガーというものに感情の要因はありそうだ、と考えた。

( ´_ゝ`)「俺も、守れるかな」

( ^ω^)「お?」

203 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:45:10.89 ID:0ykJ2X0BO

( ´_ゝ`)「俺の弟、弟者は俺より遥かに優秀だった」

( ^ω^)「………お」

( ´_ゝ`)「はっきり言って、嫌いだった。自分のコンプレックスの裏返しみたいなもんなんだがな」

( ´_ゝ`)「だが、あいつはいつまでも俺を見捨てなかった。俺を兄と慕ってくれたんだ」

( ´_ゝ`)「俺は死にたくない。弟者は所詮二次元空間内の存在だ。誰かに、守ってもらわないといけない」

( ´_ゝ`)「こんなダメ兄貴を守ってくれてたんだ。この世界であいつを守るのは、俺の役目だ」

( ^ω^)「………お」

強い決意を聞かされたブーン。
その時ブーンは、自分にはない何かを、この兄者に感じていた。

( ´_ゝ`)「……長話が過ぎたな、出ようか」

こうして司書室の扉が、再び開かれた。

218 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:50:10.06 ID:0ykJ2X0BO
――――――所変わって、某所


('A`)「そろそろ、俺も本格的に動きたい」

ドクオがその場にいる二人に言った。
いや、言ったというよりは問いかけたという方が正しいのかも知れない。

/ ,' 3「……そうじゃな。最初の覚醒が、起きた。それはこの老人でもちゃんと感じたからな」

(#゚;;-゚)「……そうだけど、あせる必要はあるの?」

('A`)「俺はまだまだ弱いんだ」

(#゚;;-゚)「そんな事ないよ」

('A`)「あるさ」

ふーっ、と息を吐き、続ける

('A`)「俺は実際、この【一方通行《アクセラレータ》】をもて余してる」

239 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:56:27.90 ID:0ykJ2X0BO
(#゚;;-゚)「…持て余してる、って……」

でぃは目の当たりにしている。このドクオという男の、暴れっぷりを。
邪魔する者を、物を軒並み破壊しつくす、あの圧倒的な『ベクトル操作の力』を。

('A`)「持て余す原因は、俺の頭なんだがな」

それでもなお、言う。

(#゚;;-゚)「あたま?」

('A`)「膨大な計算が追いついてない部分があるのさ。どうやらあの【一方通行《アクセラレータ》】って人間の一番凄いところは、この力自体じゃなくその力を行使する為の計算をずっと行う頭だったらしい」

/ ,' 3「………」

('A`)「しかし俺はまだまだ先を行くつもりだ。覚醒なんかに頼らずとも、自力で進化して『選択者《アレンジ》』を目指してやる」

/ ,' 3「…そんな事、出来るわけ」

('A`)「出来るさ」



('A`)「出来る方法を、見つけたんだ」

250 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 00:59:47.16 ID:0ykJ2X0BO

(#゚;;-゚)「………」


/ ,' 3「ワシにゃわからんな。なんだ、その方法ってのは」



('A`)「よく考えたら簡単な事だよ」



('A`)「誰かに、代理演算を頼めばいい」


あっけらかんとした顔で、しかし冷静にドクオは言った。

265 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:03:18.33 ID:0ykJ2X0BO
――――――図書館

二人が、みんなの元へ戻る。

lw´‐ _‐ノv「あ、ダーリンおかえり!」

ξ;゚听)ξ「んなっ!!シューてめえ!!」

川 ゚ -゚)「………」

(;^ω^)「ちょ、いきなりややこしいわお前ら!!」

幸せだった。
この時がいつまで続くかは知らないが、少なくとも今は………。


その時、

『ピンポンパンポーン!!二度目の回復タイムだよー!!!なんせ、めっちゃくちゃ建造物をぶっこわしてくれたやつが出たからね!!』


天からの声が響く。

287 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:06:52.67 ID:0ykJ2X0BO
(´<_` )《お、きたか回復タイム。まぁ当たり前だよな》

( ´_ゝ`)「そうだな。あんま腹減ってないけど、なんかよぼっかな?ロリっ娘とか、頼んだらこないかなぁ」

(´<_` )《なぁ兄者》

( ´_ゝ`)「ん?」

自分のボケを華麗にスルーした弟を見るが、何やら真剣そうな顔をしていたので不問にする事にした。

(´<_` )《ブーンと、何の話をしていたんだ?》

( ´_ゝ`)「別に。ちょっとな」

( ´_ゝ`)「覚醒について、話してただけさ」

(´<_` )《なるほど。おんなじオリジナルだしな》

299 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:11:01.35 ID:0ykJ2X0BO
二人は、一瞬沈黙。
そして出来損ないと呼ばれた兄は、語り出す。

( ´_ゝ`)「………なぁ、弟者」

(´<_` )《ん?》

( ´_ゝ`)「前に話した通り、俺には危機が迫ってる。それまでに、必ず覚醒してやる。何があってもな」

出来損ないの兄は、熱い心のままに語る。それは、優秀な弟の為に。

兄と弟が、

出来損ないと優秀が、

人間とパソコンが、正面から向き合う。

そして兄者が、言う。

( ´_ゝ`)「必ず守る。何があってもな。お前を守る役目は、俺のもんだろ」

(´<_` )《………兄者》

313 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:15:22.97 ID:0ykJ2X0BO







(´<_` )《ごめんな、俺を守ってくれる人間って、実はお前以外にもいるんだわ》


( ´_ゝ`)「え――――――」

パッ、と

弟者の移る画面が切り替わる。

それは、画像データ。

しかしただの画像データではない。

見た人間の視覚に通じて、脳の中に直接作用し洗脳する、最悪の『それ』




( ´_ゝ`)(『電子ドラッグ』――――――)


もう、間に合わなかった。

339 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:18:50.94 ID:0ykJ2X0BO
(  _ゝ )

(´<_` )《洗脳完了、と》

(´<_` )《ははは、兄者。出来損ないのアンタが、俺を守るって?》

(´<_` )《そんな不安しか残らない選択肢、誰が選ぶかよ》


――――――俺は、ドクオと組む。
演算を無限に出来る俺が、あいつの代理演算を行なって、そしてあいつに守ってもらう。

そっちの方が、有益だろ?


なぁ、兄者。

366 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:23:32.85 ID:0ykJ2X0BO
――――――どこか

从;'ー'从「『―――――え?』」

渡辺は突如、目を覚ます。

从;'ー'从「『な、なにが―――――』」

と、辺りを見渡すと、他にもたくさんの人がいる。

(;・∀・)「なんだよ、これ……」

モララーもその一人だった。
確か、自分はブーンという少年に負けたはずだ。
それが………なぜ?


「はぁーい、みなさん注もーく!」

呼びかける誰かの声が、聞こえる。

398 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:28:35.68 ID:0ykJ2X0BO

('、`*川「はーいアタシをみてー」

一人の女の子が、いた。

从;'ー'从「『ペニちゃん!?』」

そこにいた自分の親友に、驚きを隠せない渡辺。
だってそう、このペニサスは………

('、`*川「あらナベちゃん」

('、`*川「あの時は、殺してくれてありがとね」

从;'ー'从「『なんで……』」

('、`*川「あなたのお陰で、私は自分の能力を発現できた。だからそのお礼に、あなたにもチャンスをあげるよ」

从;'ー'从「!?」

('、`*川「みんな!よく聞いてね!」

('、`*川「『てめえら達の命は、なくなりました。 新しい命を どう使おうと 私の勝手です』。」

――――――新しい何かが、始まる。


第十話、終わり。

425 名前: ◆BnhUepkPaA :2010/11/01(月) 01:31:09.21 ID:0ykJ2X0BO
以上です。長々とありがとうございました。

これで前編が、終了しました。

なので後半に向けて、明日からちょっとだけお休みを貰います。
でもまぁすぐ戻ってくると思いますが。

ありがとうございましたー。


/

トップへ/一覧へ

inserted by FC2 system