（ ＾ω＾）「は？」
('A`)「この二カ月で十五万ほど貯めた」
('A`)「俺はこの虎の子の金を使って」
('A`)「JSを喰い尽くす旅に出る」
('A`)「黙れ肉汁野郎！ これはっ、俺のっ、いや俺だけではないっ！」
('A`)「全ロリコンたちの夢なのだ！」
（ ＾ω＾）「そうですか」
('A`)「なんだその犯罪者を見るような蔑んだ目は」
（ ＾ω＾）「実際に犯罪者じゃないかお。発覚した瞬間有罪確定だお」
('A`)「案ずるな。俺には必ず無罪判決を勝ち取れる自信がある」
（ ＾ω＾）「無茶言うなお。どう考えても無罪放免は不可能だお」
('A`)「お前は何もわかっちゃいないな。この世に無罪なんてものはない」
('A`)「有罪か有罪にならなかったかのどちらかなのだよ」
（ ＾ω＾）「その発言は……黒い……」
('A`)「すべてはこのためだ！ 支出不明金が欲しかったのだ！」
('A`)「自分食う分には困ってないんで」
（ ＾ω＾）「うぜぇ……」
('A`)「そして今！ 俺は楽園行きの切符を相当数確保した！」
('A`)「いたいけなJS漁りまくるぞ！ うひょひょー！」
（ ＾ω＾）「心の病もここまでこじらせると医療保険対象になってもおかしくないお……」
('A`)「お前に俺の情熱など分かるまい……」
（ ＾ω＾）「分かりたくないんで……」
('A`)「っつーわけでしばらく休むから」
（ ＾ω＾）「その間早く死んでくれることを心からお祈りしとくお」
('A`)「さーて出会い系サイトに登録登録〜っと」
('A`)「一応自分でも希望出しとくか……ホ別苺で本番おｋ募集」
('A`)「まあこんなので女の子の方から来るわけないが」
('A`)「そんなんより掲示板だよ掲示板！」
('A`)「早速発見。我ながらやばいわ俺の嗅覚」
('A`)「なになに……JS05・サポ・ホ別ゴ付＠２か……」
('A`)「いくしかねえだろおおおおお！！」
('A`)「『こんにちは〜。はぃん☆ちゃんサポ希望らしいけど詳しいことこっちにお願い』」
('A`)「アド貼って送信と」
('A`)「よし返信きたーアドゲット」
('A`)「どれどれ……」
『即レスｱﾘｶﾞﾄ・条件はそのままだょ・』
('A`)「糞が、文字化けしてやがる……」
('A`)「『スペックくれる？』」ｶﾀｶﾀｶﾀ
ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛﾝ♪
『五年で身長は152cm・体重はﾋﾐﾂ・最近ちょっと膨らんできたｶﾅ？・・・』
('A`)「悪くない……実に悪くない」
('A`)「文面の感じだと容姿も期待できる」
('A`)「だがしかしこういうのは媚びるもんだからな」
('A`)「心の中じゃビジネスライクな交渉を仕掛けているくせに」
ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛﾝ♪
『じゃあゴ付２でいいですか？・』
('A`)「案の定だ……スペック後に推してきやがった」
('A`)「会話より肉体を望む男心理をついてきやがる」
('A`)「……が、甘いな。それに流される俺ではない」
('A`)「『えっ、ゴ付？ ごめん。ちょっと見てなかったな〜それ。ゴ付で二万か〜』」
('A`)「送信」
('A`)ｽｸｯ
『えぇ〜？ゴ付ﾀﾞﾒですかぁ・』
('A`)「ここだ……」
('A`)「『あっ、もしかしてはぃん☆ちゃん登録して浅いのかな？』」ｶﾀｶﾀｶﾀ
('A`)「『ゴムは相場だと苺がMAXだよ？』」ｶﾀｶﾀｶﾀ
('A`)「『苺ならいけるんだけどな〜』」
('A`)「送信、と」
ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛﾝ♪
('A`)「きたか……」
('A`)「……」ｶﾁｶﾁ
('A`)「よし……勝った」
('A`)「……」
从 ﾟ∀从「やっほー☆」
('A`)（微妙だ……いかにも円やってるって感じ）
('A`)（俺のリサーチだとサポを求めるJSには世を儚んでいる優等生と）
('A`)（単なる金目当てのビッチがいる）
('A`)（こいつは後者か……）
从 ﾟ∀从「おじさん」
('A`)「お兄さんと呼びなさい」
从 ﾟ∀从「私の倍以上生きてるんだからおじさんじゃん」
('A`)「それは君が若すぎるだけだ！ 俺は十分にお兄さんの範疇だ！」
从 ﾟ∀从「はーいお兄さん」
('A`)「うむ」
从 ﾟ∀从「ねえ」
('A`)「なんだね？」
从 ﾟ∀从「お兄ちゃんのほうがいいの？」
('A`)「許可するというか推奨」
从 ﾟ∀从「いやそれはちょっと抵抗が」
('A`)（クソが……どこまでも外れだな……）
从 ﾟ∀从「はあい☆」
从 ﾟ∀从「あっ、帰りはご飯奢ってね☆」
('A`)「媚び声にだまされる俺じゃｎ」
从 ﾟ∀从「写真二枚までサービスするから☆」
('A`)「もう超オッケーはぃん☆ちゃん超カワイイ最高」
('A`)「……」ﾃｸﾃｸﾃｸ
('A`)「……」ｶﾞﾁｬ
('A`)「さて」
('A`)「もうギンギンなわけだが」
('A`)「……」
('A`)「あー勃起止まらん」
从 ﾟ∀从ｶﾞﾁｬ
从 ﾟ∀从「待った？」
('A`)「それなりに」
从 ﾟ∀从「シャワー後でいい？ ちょっとお水飲みたいなー」
('A`)（うおああそのしゃがみ方！ パンツ見えとるぞパンツ！ JSがなんてはしたない！）
('A`)「仕方ないなーはぃん☆ちゃんは」
('A`)「じゃあお兄さん体洗ってくるから」
从 ﾟ∀从「あいあいさー」
('A`)「ﾌﾝﾌﾌｰﾝ……」
('A`)「……」
('A`)「……こうしてホテルでシャワーを浴びていると……」
('A`)「昔呼んだデリ嬢に『お尻の穴まで綺麗にしてねん』って声かけられたことを思い出すな……」
('A`)「期待で半端なく興奮したが……」
('A`)「……」
('A`)「洗うか……」
('A`)「さて」
('A`)「言うまでもなく全裸で見せつけてやるわけだが」
('A`)「さーはぃん☆ちゃん上がったよー……って、ん？」
('A`)「いない……」
('A`)「なんだこれ、置き手紙？」
『お財布置いてお風呂とかサポ提供初めてでしょ？』
『授業料として一万五千だけもらっていってあげるから』
『本当ならもっと持っていくんだけどそれじゃかわいそうだからね』
『希望と同じ金額にしてあげたよ』
『じゃあねお兄ちゃん☆』
('A`)「クソがあああああああああああああああああ！！！！」
('A`)「やられた」
('A`)「あの日は完全にやられた」
('A`)「貴重な軍資金が……」
('A`)「しかしこれで俺も学習した……今度はしくじらない」
('A`)「大体あのガキは俺の好みじゃなかったしな」
('A`)「言うほどかわいいわけじゃないし」
('A`)「そもそも膨らみかけより膨らみ始める寸前の初な蕾こそがJSの最大の魅力だと思ってるし」
('A`)「大したタマじゃなかったよ、うん」
('A`)「まああの後残り香吸いこんで抜いたわけだが……」
('A`)「次のターゲットを探索といこうじゃないか」
('A`)「地域絞ってはいﾊｹｰﾝ」
('A`)「小学生ガード緩すぎ。どれどれ」
『サポ JSホ別生中OK１』
('A`)「うおおおおお生中きつぁああああああ！！」
('A`)「しかも一万かよ。何この優良物件。ビッチすぎんだろビッチ最高」
('A`)「ん？ 続きがあるな」
『VIP市内お願いします。キメで』
('A`)「市内！ 更に好条件ドーン！ 後半はよくわからんけど確定いきましょう確定！」
('A`)「書き込み承認と。いちいち聞いてくんなよなうぜえ」
ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛﾝ♪
('A`)「なになに」
『提供頼めますか？』
('A`)「ああもちろんだよマイハニー。『はい。詳しいことは後日』と」
ﾋﾟﾛﾘﾛﾘﾛﾝ♪
『分かりましたー。じゃあ提示通りで。キメ中ありです』
('A`)「……」ﾊﾟﾀﾝ
('A`)「さて……素振りといくか」
('A`)「君がくーちゃん？」
川 ﾟ -ﾟ)「はい」
川 ﾟ -ﾟ)「あ、†斬滅の毒†さんですか？」
('A`)「そうだよ」
川 ﾟ -ﾟ)「これはどうも。今日はよろしくお願いします」
('A`)「こりゃどうも。じゃあ行こうか」
川 ﾟ -ﾟ)「そうしましょう」
('A`)（こんな子が円光やってんのか……めっちゃ普通の子に見えるが……）
('A`)（世も末だわ……）
('A`)（しかしかわいいな……ちんちんのイライラが止まらない……）
川 ﾟ -ﾟ)ﾃｸﾃｸ
('A`)「ねぇ」
川 ﾟ -ﾟ)「なんですか」
('A`)「君あんま笑わないんだね」
川 ﾟ -ﾟ)「いつもこんなもんですよ」
('A`)「ふうん」
('A`)（冷めたJSたまらんわぁ……）
('A`)（きっと社会への不平と鬱屈した想いが彼女を円の道に進ませたんだな……最高のシチュだわ…・…）
川 ﾟ -ﾟ)「それよりホテル着きましたよ。ここ防犯ほぼ機能してないんで時間差とかしないでも大丈夫です」
('A`)「慣れてんな……」
川 ﾟ -ﾟ)「そうですかね」
('A`)「おー結構いい感じにピンクい」
川 ﾟ -ﾟ)「私サポ頼む時毎回ここ使ってるんですよ」
川 ﾟ -ﾟ)「先にシャワー行ってきますね」
川 ﾟ -ﾟ)「浴室でするっていうんでしたら従いますが」
('A`)「えっそんなのまで頼めちゃうわけ？ オプション自由自在？」
('A`)（ええ子や……）
川 ﾟ -ﾟ)「でしたら少し待ってください」ｶﾞｻｶﾞｻ
('A`)「へっ？ なんでカバン漁ってんの？ ゴムなしでしょ？」
川 ﾟ -ﾟ)「あーあった」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
('A`)「えっ何それ」
川 ﾟ -ﾟ)「†斬滅の毒†さんもどうぞ。これ効きますよ」
('A`)「ちょっ、ちょっと待ちなさい！ 君！」
川 ﾟ -ﾟ)「なんですか」
('A`)「薬は、薬はーよくない」
川 ﾟ -ﾟ)「えっ、キメセクって最初に言ったじゃないですか」
('A`)「いや違う、違う、話が」
川 ﾟ -ﾟ)「話が？」
('A`)「いやいやそうじゃなくてだな……」
川 ﾟ -ﾟ)「抱く前後に説教するタイプですか」
('A`)「まあ待て。話を聞きたまえお嬢さん」
川 ﾟ -ﾟ)「私ですね、薬買うためにやってるんですよ」
('A`)「そういう奴もいるとは聞いたが……」
('A`)「まさか君みたいな子が……」
川 ﾟ -ﾟ)「いけませんか」
('A`)「いや……」
('A`)（っていけないに決まってるだろ！ なんで黙っちゃってるわけ俺は！）
('A`)（まあ少女買春に手を染めちゃってる俺が言っても説得力ないが……）
('A`)「あ、ああ」
川 ﾟ -ﾟ)「私疲れたんですよ。両親や先生からの期待に答えることが」
川 ﾟ -ﾟ)「それで憂鬱になって、なんとなく男の人について行っちゃったんです」
('A`)（聞いてらんねぇ）
川 ﾟ -ﾟ)「そこでアンフェタミンもらいました。最高の気分でした」
川 ﾟ -ﾟ)「当然意識が飛んでるうちに手篭めにされたみたいですが」
('A`)「そんなことまで言わないでください」
川 ﾟ -ﾟ)「で、もっと強い薬と刺激がほしくなって、こんなことを続けてるって次第です」
川 ﾟ -ﾟ)「今度PCP買ってガン漬け試す予定なんですよ」
('A`)「そうですか……」
川 ﾟ -ﾟ)「始めますか」
('A`)「いやっ、やっやっ、だから待ちなさいって！」
川 ﾟ -ﾟ)「なんですか」
('A`)「やっぱり薬物はよくないぞ！」
川 ﾟ -ﾟ)「はー、またですか。以前もキメの意味が判らずに来てそんなことを言う人が何人かいましたよ」
川 ﾟ -ﾟ)「でもトリップした状態で局部を舐めてあげたら皆忘れてくれました」
('A`)（なにそれ興味津々なんですけど。じゃなくてだな！）
('A`)「俺には分かる。俺には分かるんだよ。君の気持ちが！ 孤独と痛みが！」
川 ﾟ -ﾟ)「ロリコンに少女の気持ちが分かるんですか」
川 ﾟ -ﾟ)「少女を蹂躙することしか考えてない人種なのに」
('A`)「ぐぬぬ」
('A`)（言い返せねぇ……自分より一回り以上下の女の子に論破されてる……）
川 ﾟ -ﾟ)「やめますか？」
川 ﾟ -ﾟ)「別に構いませんけどホテル料金無駄ですよ」
('A`)「えっ、あの、薬なしとかお願いできますか？」
川 ﾟ -ﾟ)「それじゃ気分が乗らないんで。すみません」
('A`)「あっ、はい。そうなんですか……」
('A`)「じゃあ、あのー……キャンセルで……」
川 ﾟ -ﾟ)「はあ、そうですか、分かりました」
川 ﾟ -ﾟ)「チキンですね」
('A`)「ごめんなさい……」
('A`)「結局あの子とは一緒にアイス食っただけで終わってしまった」
('A`)「正直もう関わりたくない……」
('A`)「一応フェラシーンの想像で二発までは抜くことができたが……」
('A`)「今度こそ……今度こそだ」
('A`)「今度こそ俺は……JSの膣内を存分に味わい尽くす！」
('A`)「倫理観を排除した場合限りなく合法に近くなるような手段で……」
('A`)「それにしてもサポ希望してる奴多いのう」
('A`)「……ん？」
『しぃ １１才 ほ小５ XXX-XX-XXXX』
('A`)「おいなんじゃこりゃ……無茶苦茶書いてやがる」
('A`)「なんだほ小５って……ｲﾐﾌ」
('A`)「その上いきなり番号晒してるぞ……何なんだ一体」
('A`)「……ってこれよく見たら自宅番号だろ！ 市外局番ついてんぞ！」
('A`)「意味分からん……多分これ立てた奴も意味分かってないんだろうが……」
('A`)「怪しい……しかし」
('A`)「……かけてみるか」
『……もしもし』
('A`)「えっと、あー……・しぃちゃん？ だっけ？」
『あっ、はい、そうです』
('A`)（よくある登録詐欺とかじゃなくてマジだったのか……）
('A`)「しぃちゃんさっき出会い系にトピック立てたでしょ」
『はっ、はい。あ、見てくれたんですか……』
('A`)「あのー言いにくいんだけど……それ削除したほうがいいよ」
『えっ？』
('A`)「だってしぃちゃん分かってないでしょ？ 用語とか」
('A`)「変な人にひっかっかっちゃうよ〜？」
('A`)「うむ」
『あの〜……』
('A`)「なに？」
『分かってないって何をですか？』
『私、人のを見よう見まねでやったんですけど……』
('A`)「ああそれね……」
('A`)（完全初心者か……だからって家の番号はまずいだろ明らかに……）
('A`)（確実に騙しにあうだろ……）
('A`)（まあ俺は実際に被害にあってるわけだが……）
『そうだったんですか？』
('A`)「みんなそんな感じで書いてたでしょ？」
『すみません……どういう意味か分かりませんでした』
('A`)「あと『ほ小５』って何よ」
『誰かがホ生中２って書いてたから……それを真似しました』
('A`)「あー今ので分かった。あのね、それ区切り方おかしいから」
('A`)「『中２』じゃなくて『生中』で区切るんだから。２ってのは金額」
『あー！ そうなんですか。私、学年だと思ってました……』
('A`)「ちなみに生中ってのは分かる？」
『すみません……分かりません』
('A`)（やべえ最高に興奮してきた）
('A`)（でもなんでそんな無知な子が出会い系なんかに登録してんだか）
('A`)（そっちのほうが気になる）
('A`)（でもな……）
('A`)（やっぱセクハラもしたいんだよな……）
('A`)『生中っていうのはだね、君の子宮内に精液をダイレクトに叩きこむことだよ（ｷﾘｯ』
('A`)（とか何も知らない汚れなき純真無垢な少女に言ってみてぇ……）
『あの』
('A`)「なっ、なんだね」
('A`)（やべえ半端なく上ずった）
('A`)「ちょ、ちょっと待って」
『はい？』
('A`)「君さ、自宅の番号書いてたけど……ひょっとして携帯持ってない？」
『あ……はい、そうです』
('A`)「どうやってサイト登録したのよ」
『学校のパソコンから……』
('A`)（危険な橋渡ってんなおい）
('A`)（つーか学校側もセーフティかけとけよ……）
('A`)（どんな変態学校だよ……近頃の教育者は何を生徒に教えているんだ……！）
('A`)「自宅の番号だと住所とか知られちゃうかもしれないし」
('A`)「何より親が出るかもしれないでしょ。親バレは最悪」
『あ……それは大丈夫です』
『お父さんもお母さんもあまりおうちにいないから……』
('A`)「なにっ？」
('A`)「……・詳しく聞こうか」
('A`)「私は異常性癖者という自覚はあるが紳士でもあるのでね」
『……へっ？』
('A`)「ごめん世迷言だから気にしないで続けて」
『はい』
もうやだｗｗｗｗｗｗ
勃起しながら説教する紳士はもういやだ･･･
それを聞いてどうするつもりなの！？
いい、いかがわしいことなんて何もあらへんよ！？
ただＪＳと友達になりたいだけなんよ！！
や、ホントにな
『お父さんもお母さんも夜遅くまでずっと働いてるんです』
『お父さんは私が起きる前に出発して、私が寝てから帰ってきて』
『お母さんは昼間の仕事が終わったら、私に夕ごはんを作ってくれた後で夜のお仕事に行って』
『そんなだから、お金が欲しいとか言い出せなくて……』
『……修学旅行の積立金が足りない、って学校に注意されたんです』
『保護者に伝えてって言われたけど、でも……言えないから……』
('A`)「ほう……」
('A`)（つまり必要に迫られての金目当てか……一番燃えるパターンだな……）
('A`)（涙を堪えながら知らぬ男の腕の中で処女喪失とか最高じゃないか……）
('A`)（……ってそうじゃなくて）
『はい。あの、ごめんなさい。変な話しちゃって』
('A`)「気にするな。それより君はもうあんなところにトピ立てる必要はないよ」
('A`)「この俺が君を買う」
('A`)「今週の水曜夜七時、VIP市時計塔前だ。そこに来てくれ。デートしよう。欲しいだけ金を払う」
『えっ？ ……あっ、はい……』
('A`)「その返事の感じだと、嫌だな、とか、怖い、とか思ってるだろ？
('A`)「正直に言ってみ」
『あっ……すみません……やっぱりちょっと、怖いです』
('A`)「まあそうだろうな。だが安心してくれ」
('A`)「俺は君を抱かない」
（ ＾ω＾）「……で、その後どうなったんだお」
('A`)「一緒にファミレスで飯食った後無理やり五万握らせて帰した」
（ ＾ω＾）「手は出さなかったと」
('A`)「ああ」
（ ＾ω＾）「結局やらずじまいかお。お前の夢だったんじゃないかお」
('A`)「やりたかったに決まってんだろクソが！ めっちゃかわいかったしな！」
('A`)「金渡す時に握った手を洗わずにその手でオナニーしたったわ！」
（ ＾ω＾）「畜生が僕の目の前にいることに耐えられないお」
('A`)「握る前にちんこいじってなかっただけありがたいと思え」
('A`)「いや何度か連絡は取ってる。たまに会うしな。やっぱ飯食うだけだが」
（ ＾ω＾）「母親が作った晩飯放置していいのかお」
('A`)「それは俺が家に上がらせてもらって食ってる」
（ ＾ω＾）「家にまで行ったのかお……最低……」
('A`)「いやだから手出してないって」
（ ＾ω＾）「そういうのを光源氏計画っていうんだお」
（ ＾ω＾）「変態の究極系だお」
('A`)「なんとでも言えーなんとでも」
('A`)「しかしボロ家でびびったなあれは。親も頑張ってるんだろうけど」
('A`)「今日もこれからちょっと顔を合わせる約束してんだよな」
（ ＾ω＾）「今からかお？ もう午後九時だお」
（ ＾ω＾）「小学生をこんな時間に誘い出すとか既に犯罪成立してるじゃないかお」
('A`)「黙ってりゃばれねぇよ。遠くから見りゃ兄と妹だろ」
（ ＾ω＾）「話を聞く限り顔面偏差値が違いすぎるから遺伝子を疑われるお」
('A`)「否定できないのが悔しいわ」
('A`)「それはさておきブーンはまだ残ってやってくんだよな」
（ ＾ω＾）「嫌味で言ってんのかお。僕は深夜までシフト入ってるお」
('A`)「はー、しかしまあ毎度思うが朝一から来てんのに大変だわなーお前も」
（ ＾ω＾）「同情はやめてくれお」
（ ＾ω＾）「職場に女を呼ぶとはますます最低な」
('A`)「うっせーばーか死ね」
ﾁﾘﾘﾘﾘｰﾝ♪ ｳｨｰﾝ
(*ﾟーﾟ)「あのー……ドクオさんいますか？」
('A`)「おう。こっちだこっち」
('A`)「ああ、ブーン、紹介しとくわ。この子がしぃ。言うまでもなく偽名で本名は椎菜だけど」
（ ＾ω＾）「……」
('A`)「ん？ なんで黙ってんの？」
(*ﾟーﾟ)「あれ……？」
('A`)「どうした？」
(*ﾟーﾟ)「お父さん！？」
ｗｗｗｗｗｗｗ
（ ＾ω＾）「……」
(*ﾟーﾟ)「お父さんが働いてるってところ……ここだったの？」
('A`)「えっ、ちょっとタイム、ストップ。話が見えてこない」
（ ＾ω＾）「……次の仕事が見つかるまでは……バイトで繋いでるんだお……」
（ ＾ω＾）「……言ってなかったけど……」
('A`)「えっえっ」
(*ﾟーﾟ)「ドクオさんもここで働いてるの？ お父さんとはずっと知り合いだったの？」
('A`)「いやこいつとは……たまたま年一緒ってことで仲良くなって……」
(*ﾟーﾟ)「お父さん三十二歳だよ？ ドクオさん二十四歳だったんじゃ……」
('A`)「いや……それはだな……」
('A`)「ええ、つまり、ブーンとしぃは、親子ってことで」
（ ＾ω＾）「そしてお前は年齢を偽って……」
（ ＾ω＾）「僕の娘と接触していた……と……」
('A`)「にゃふう……」
（ ＾ω＾）「そして椎菜……お前は出会い系サイトを利用したのかお……」
(*ﾟーﾟ)「だって……うち貧乏だし……お父さんにお金がいるなんて言えなかったから……」
(*ﾟーﾟ)「それより……お父さん再就職先見つかってなかったんだね……」
(*ﾟーﾟ)「帰りが遅いのって……バイトで稼がなくちゃいけないからだったんだ……」
（ ＾ω＾）「すまないお……」
(*ﾟーﾟ)「ううん感謝してるよ……私のために頑張ってくれてるんだもん……感謝は……」
('A`)「……」
(*ﾟーﾟ)「ごめんなさい」
（ ＾ω＾）「いや……僕こそ嘘ついててすまなかったお……」
（ ＾ω＾）「すぐに雇用探してくるから……しばらくは我慢してくれお……」
(*ﾟーﾟ)「うん……」
('A`)「あのー……」
（ ＾ω＾）「……なんだお」
('A`)「二人には何から言ってよいものか……」
(*ﾟーﾟ)「私は気にしてないよ……ドクオさんが何歳でも」
('A`)「ありがてぇ……」
（ ＾ω＾）「僕はお前に対して腹に抱えてるものが積もるほどあるお」
('A`)「ですよね」
って家のこととかボロクソに言ってたな･･･
(*ﾟーﾟ)「ドクオさん、悪い人じゃないから……」
（ ＾ω＾）「分かってる……それは分かってるお……」
('A`)「お父さん……」
（ ＾ω＾）「お前がお父さんとか呼んでんじゃねーお！！」
（ ＾ω＾）「言っとくけどお前みたいな小児性愛者に娘はやらんお！」
（ ＾ω＾）「そうでもなくても年の差二十歳以上とか許可できるわけないだろうがお！」
('A`)「批判は甘んじて受け入れます」
（ ＾ω＾）「いいかお、椎菜。こいつは変態でな、お前じゃなくて小学生のお前が好きなんだお」
('A`)「違う！ そんなことはない！ だったらもっと早い段階で貫通させてる！」
（ ＾ω＾）「お前娘の前で普通に貫通とか言ってんじゃねぇお！！」
これは真実だろｗｗｗ
真理でもあるな
（ ＾ω＾）「……なんだお」ﾋﾞｷｯﾋﾞｷｯ
(*ﾟーﾟ)「私、この後ドクオさんとごはん食べに行く予定だったんだけど……」
（ ＾ω＾）「そんなもんキャンセルに決まってるお」
('A`)「酷い！ 何の権限でそんなことを！」
（ ＾ω＾）「お前が言うなお！」
（ ＾ω＾）「お前が親の立場を理解する瞬間は永遠に訪れないお！」
(*ﾟーﾟ)「違うの、そうじゃなくて」
(*ﾟーﾟ)「お父さんも一緒に来てくれないかなー、なんて……」
（ ＾ω＾）「はっ？」
(*ﾟーﾟ)「私……もう長いことお父さんと一緒にごはん食べてないし……」
(*ﾟーﾟ)「寂しかったよ……」
('A`)「そういえばこいつ土日もシフト組んでたな」
（ ＾ω＾）「……家族を養うためだったんだお」
('A`)「それは親の思い上がりだぜ！ 現に娘は援助交際に手を染めようとしていた！」
（ ＾ω＾）「手を伸ばしたお前が偉そうにするなお！」
('A`)「すみません黙ります」
(*ﾟーﾟ)「違うよ！ ドクオさんは私を止めてくれたんだよ！」
('A`)「そうだ俺は今では金銭が発生しないセックスを求める方向性に変えたんだ」
（ ＾ω＾）「僕の手元に刃物が存在してないことを神に感謝するがいいお」
(*ﾟーﾟ)「みんなでごはん食べに行こうよ」
（ ＾ω＾）「……」
('A`)「どうしたブーンよ」
（ ＾ω＾）「……餌付けやがって……」
('A`)「どうかそこに至るまでの経緯を分かってください」
(*ﾟーﾟ)「お父さん……」
（ ＾ω＾）「……やむをえない……」
（ ＾ω＾）「……娘にそんなふうに言われて反対できる父親がいるとでも思ってんのかお」
（ ＾ω＾）「早引けするって店長に申し出てくるお……」
(*ﾟーﾟ)「本当！？ お父さんありがとう！」
（ ＾ω＾）「おっ、おお……」
(*ﾟーﾟ)ｷﾞｭｯ
(*ﾟーﾟ)「久しぶりだね、こうやって歩くの」
（ ＾ω＾）「確かにそうだお……」
（ ＾ω＾）「……ドクオ……」
('A`)「なんだ？」
（ ＾ω＾）「片方……空いてるお」
('A`)「あ、ああ、そうだったな……」ｷﾞｭｯ
（ ＾ω＾）「僕の手じゃねーお！」
('A`)「冗談だって。怒んなって」
（ ＾ω＾）「この状況で冗談を言えるお前って一体なんなんだお」
（ ＾ω＾）「……」ﾃｸﾃｸ
('A`)「……」ﾃｸﾃｸ
（ ＾ω＾）「……ドクオ、ちょっといいかお」
('A`)「なんですか」
（ ＾ω＾）「僕はやっぱり……まだ働かなくちゃいけない……」
（ ＾ω＾）「しばらくは……今まで通り椎菜の面倒をみてくれお」
('A`)「……ああ、任せろ」
('A`)「上から下まで全部世話してやるぜ！」
（ ＾ω＾）「前言撤回で」
('A`)「嘘ですごめんなさい」
だがそれがいいｗｗｗｗ
（ ＾ω＾）「一時的措置だお一時的措置！ それを重々理解しとけお」
('A`)「善処します」
（ ＾ω＾）「少しでも椎菜に変なことしたら近隣住宅ごと放火してやるから覚えておくお」
('A`)「分かってる、分かってるっての」
('A`)「俺はどうしようもないロリコンだが」
('A`)「この上なく」
('A`)「紳士だ」
〜終〜